星野道夫の世界
―写真の向こう側との対話―
写真とは、現実に起きた一瞬をきりとったものであることは間違いない。
写真家たちは、その一瞬をねらうのか、それとも出会うのか…
ときどき、その一瞬の向こうに果てしなく広がるものがたりを感じさせる写真に出会う。
星野道夫の写真がまさにそう。
星野道夫という男のものがたりなのか、地球というこの惑星のものがたりなのか、氷上の命のものがたりなのか、渾然としていて悩ましいが、なぜか気持ちよく戸惑っている。
彼の写真は、わたしたちが持っている時間とはことなる流れの「とき」を感じさせ、あらゆるものとつながっている事を感じさせるのに、なぜだかさみしくなる。
彼が歩み寄っていった「神話」の世界とは、そういうものなのかもしれない。
星野道夫の写真の向こう側にある混沌とした世界とじっくり対話してみたい…
開催概要
ひにち:
2018.5.5 sat. 15:00~17:30(14:30時開場)
ところ:
となりわ
八王子市横山町9-10 ℡042‐656‐8566
参加費:
1500円(1ドリンク付き)
参加申込方法
氏名、連絡先、参加人数を以下までご連絡ください。
Eメール gensen31@dance.ocn.ne.jp
FAX 042-684-9119
話し手・坂田昌子
国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表、環境NGO虔十の会代表、CEPAジャパン理事、古書げんせん館店長、八王子古本まつり実行委員長等々。
高尾山の生物多様性を守り伝えるネイチャーガイド、ツリーハウス作り、環境をテーマにしたイベントを多数主催。現在は裏高尾にコミュニティカフェと高尾山情報の発信を兼ね備えた高尾ツリーダムカフェをセルフビルドで建築中。
生物多様性の保全に尽力し日本各地を駆け回りつつ、生物多様性条約や地球サミットなど国際会議にも継続的に参加。ローカルにしっかり足を据えながらグローバルな視点で動く環境活動家。現在、ネットラジオ「いきものラジオ」のパーソナリティも行っている。